オヴィリ

作品名(欧文)Oviri
作者ポール・ゴーギャン
種別彫刻
受入番号793
枝番号0
分類番号S-020
員数1
形状立体
寸法(cm)74.5×26.0×32.5
材質石膏、着色
材質英文Colored plaster
制作年(西暦)1894 - 1895頃
記銘、年紀(台座右側面)P.go (台座正面)OViRi
受入年度(西暦)1986
受入年度(和暦)S61
受入方法購入
キーワード彫刻、西洋
解説「オヴィリ」は「野蛮人」を意味する言葉で、タヒチの歌に由来していますが、この作品の意味は明らかになっていません。この世に生きる全てのものを象徴する獣を押さえつけた、死と再生の女神の像であると解釈される一方、近代ヨーロッパ文明を否定し、原始にあこがれる野蛮人、すなわちゴーギャン自身を表しているとも考えられています。
土で形を作り、うわぐすりを掛けて焼き、彩色を施した像を石膏にとって、表面を木彫り風に処理した作品です。南国的な特徴を持つ女性が、左の腰に一匹の小さな狼を押しつけ、足の下に大きく口を開けたもう一匹の狼を押さえこんでいます。
この作品はタヒチのゴーギャンの墓にも置かれています。

(当館旧ウェブサイト 作品解説より)

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