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道標・鳩
作品名よみ | どうひょう はと |
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作品名(欧文) | Milestone-Pigeons |
作者 | 柳原義達 |
種別 | 彫刻 |
受入番号 | 768 |
枝番号 | 0 |
分類番号 | S-018 |
員数 | 5 |
形状 | 立体 |
寸法(cm) | 36.5×44.0×22.0/55.0×43.0×20.0/43.0×52.0×28.0/38.5×52.0×25.0/32.0×44.0×28.0 |
材質 | ブロンズ(5点) |
材質英文 | Bronze(5 pieces) |
制作年(西暦) | 1973 - 1979 |
制作年(和暦) | 昭和48 - 54 |
記銘、年紀 | (各台座)Y. Yanagui |
受入年度(西暦) | 1985 |
受入年度(和暦) | S60 |
受入方法 | 購入 |
解説 | 道標とは彼の「みちしるべ」として、作者の歩んだ道に目標をつけて作者の人生に置き換えているとの意であり、いってみれば作者の自画像である。そこには「自然に内在する量の移動、量と量とのひしめき、そんな自然のもつ不思議な法則をたてや横に組み合わせる」(『孤独なる彫刻』(1985、筑摩書房 pp. 199-200))、彫刻家でなければできない喜びがあると作者はいう。さらに作者は続けて「私が生と死の運命にたたされているように、仕事のなかに生を求めてめぐり廻り、私が生きている不思議さを仕事の中に刻みたい。大自然のなかにいる鳥が、雨や、風や、嵐や、喜び、かなしみ、の運命にいるように。」 (静岡県立美術館彫刻プロムナード案内) (1986))といっている。作者の思いを知ってかしらずか、この作品はプロムナードの中でも最も子供たちに人気のある作品である。 1996年『静岡県立美術館コレクション選』、p. 165 |