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《イル・ド・フランス》のトルソ
作品名(欧文) | Torso of “Ile de France” |
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作者 | アリスティード・マイヨール |
種別 | 彫刻 |
受入番号 | 723 |
枝番号 | 0 |
分類番号 | S-006 |
員数 | 1 |
形状 | 立体 |
寸法(cm) | 120×32×58 |
材質 | ブロンズ |
材質英文 | Bronze |
制作年(西暦) | 1921 |
記銘、年紀 | (台座上面)Ⓜ 4/6 (台座後部)Alexis Rudier / Fondeur. Paris |
受入年度(西暦) | 1984 |
受入年度(和暦) | S59 |
受入方法 | 購入 |
キーワード | 西洋 |
解説 | 祖国フランスへの尊敬を込めて作られた作品<イル・ド・フランス>のトルソです。胴体のみの彫刻であるトルソに、独立した作品としての芸術性を発見したのはロダンでした。 マイヨールは<イル・ド・フランス>について、鋭い三角形で取り囲まれていると述べていますが、その幾何学的な構成は、手や頭など余分な部分のないトルソにおいて、より効果的にあらわれています。 この作品は、マイヨールがロダンから引き継いだトルソに対する考え方をよく示しています。さまざまなテーマで、数多くの裸の女性像を制作したマイヨールは、人間の体をそのままうつすのではなく、この作品のように存在感に満ちた単純な造型に仕上げています。それによって、個人の存在をこえた、もっと大きく深いテーマを表現しようとしたのです。 (当館旧ウェブサイト 作品解説より) |