クーチュリエ、ロベール

作者名(英語)COUTURIER, Robert
生年1905
出身アングレーム(フランス)
没年2008
没地パリ(フランス)

略歴・解説

彫刻家、版画家。フランス西部のアングレームに生まれる。パリのエコール・エティエンヌでリトグラフを学んでいたが父の死により学業を中断、パリのリトグラフの工房で働く。1920年代末から彫刻の制作を開始し、1930年にブルーメンタール賞を受賞する。1930年代、画家アンリ・マティスや彫刻家アリスティド・マイヨールらの知己を得、とりわけマイヨールからは、弟子および共同制作者として、大きな影響を受けた。1940 年代中ごろから、マイヨールの影響を脱し古典主義的な様式から離脱、肉感や量感を極限までそぎ落とし、細く引き延ばされた線とごつごつとしたマティエールが特徴の独自のスタイルを確立するにいたった。パリの装飾美術学校で教鞭を取り、サロン・ド・メの創設に参加する。2005年、100歳の誕生日を記念して、パリのマイヨール美術館で大規模な回顧展が開催された。パリにおいて103歳で没。

この作者名の資料一覧[全16件]

PageTop