グランマ・モーゼス

作者名(英語)Grandma Moses
生年1860
出身グリニッチ、ニューヨーク(アメリカ)
没年1961
没地フージック・フォールズ、ニューヨーク(アメリカ)

略歴・解説

アメリカ北東部、ニューヨーク州のグリニッジに生まれる。本名はアンナ・メアリ・ロバートソン・モーゼス(Anna Mary Robertson Moses)。1887年にトーマス・サーモン・モーゼスと結婚、同年、ヴァージニア州に移り農業を営む。1905 年にニューヨーク州に戻りイーグル・ブリッジに農場を購入、生涯の大部分を農家の主婦として農業や酪農業、家事に従事した。絵を描き始めたのは70歳を過ぎてからのことで、最初は毛糸を使った刺繍絵を手がけていたが、70歳代の中頃から本格的に絵筆を使って描くようになった。1961年、101歳で亡くなる直前まで、身の回りで繰り広げられる農園の暮らしや、少女時代の思い出を主題にした作品を描き続けた。正規の美術教育を受けることはなく、独自の世界感で描かれた作品は多くの人々に愛され、グランマ・モーゼス(「モーゼスおばあちゃん」の意味)の愛称で親しまれた。

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