山口 華楊

作者名(英語)YAMAGUCHI Kayo
生年1899
出身京都府
没年1984
没地京都府

略歴・解説

京都市に生まれる。本名は米次郎。1912(明治45)年、尋常小学校卒業を卒業し、日本画家の西村五雲に師事する。1916(大正5)年、京都市立絵画専門学校別科に入学、同年弱冠17歳で第10 回文展に初入選し、以後官展を中心に活動する。1919(大正8)年同校卒業後、五雲のすすめで竹内栖鳳塾の竹杖会に参加する。1927(昭和2)年第8回帝展で《鹿》、翌年第9回展で《猿》が特選を受賞するなど、日本画家としての地歩を築く。1938(昭和13)年五雲の死後、画塾を晨鳥社として継承する。1942(昭和17)年から1949(昭和24)年まで、京都市絵画専門学校教授を務める。1956(昭和31)年日本芸術院賞を受賞し、1971(昭和46)年日本芸術院会員となる。1980(昭和55)年文化功労者となり、1981(昭和56)年文化勲章を受章する。円山四条派の写実の画風を受け継ぎつつ、独自の生命感あふれる動物画の境地を開いた。京都市で没。

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