作者東郷 青児 1897 1978
ArtistTOGO Seiji
TitleWindow
制作年 Date1929
寸法 Size97×64
技法油彩・キャンヴァス
Techniqueoil on canvas
書込 Inscriptions右中央に署名、年記:SEIDZİ. TOGO 1929.
小分類日本(東郷青児)
所蔵SOMPO美術館所蔵
収蔵No.MO0010
展覧会歴二科展 第16回(東京府美術館, 上野, 1929)、現代美術自選代表作十五人展(読売新聞社主催; 髙島屋, 日本橋, 1950)、東郷青児展(松屋, 横浜, 1966)、東郷青児展: 画業50年記念(毎日新聞社主催; 松屋, 銀座; 山形屋, 宮崎市, 1967)、通常展示(東郷青児美術館, 新宿, 1976-1978, 一部の展示替え有り)、開館一周年記念展覧会(東郷青児美術館, 新宿, 1977)、常設展 昭和53年度 第1回(東郷青児美術館, 新宿, 1978) ※存命中の主な展覧会のみ
今月の一品 解説フランスから帰国した翌年、パリの女性を思い出しつつ32歳で制作した第16回二科展の出品作。いわゆる「青児美人」らしい顔立ちを描き始めるのは、この5年ほど後のことである。本作は「現代美術自選代表作十五人展」(1950年)と「画業50年記念展」(1967年)にも出品された。「この絵は前後二年を費して仕上げ、全作品を通じて僕の一番好きなものである。この辺から僕の観点が非常にスタテイツクになつて来た。僕の起伏の多かつた生活が、やつと此の頃から統一され始めたのらしい。僕はかういふ心境でいつも絵を描いて行きたいと思ふ。この絵には、水晶末、雲母片を使つて白の諧調を数段に使ひ分けた所がある。」(『東郷青児画集』第一書房、1931年)

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