村の祭

作者東郷 青児 1897 1978
ArtistTOGO Seiji
TitleVillage Feast
制作年 Date1923
寸法 Size79.2×67.3
技法油彩・キャンヴァス
Techniqueoil on canvas
書込 Inscriptions右下に署名:SÈİDZİ.T.
小分類日本(東郷青児)
所蔵SOMPO美術館所蔵
収蔵No.MO0009
展覧会歴二科展 第15回: 特別陳列(東京府美術館, 上野, 1928, 出品名《手風琴とマンドリン》)、東郷青児展: 画業50年記念(毎日新聞社主催; 松屋, 銀座; 山形屋, 宮崎市, 1967)、東郷青児の芸術(新潟県美術博物館, 新潟市・新潟県民会館内, 1969)、通常展示(東郷青児美術館, 新宿, 1976-1978, 一部の展示替え有り)、開館一周年記念展覧会(東郷青児美術館, 新宿, 1977)、常設展 昭和53年度 第1回(東郷青児美術館, 新宿, 1978) ※存命中の主な展覧会のみ
今月の一品 解説東郷がヨーロッパで描いた作品。「欧羅巴には、ルーロツトで旅から旅をつづけながら、各地の季節の祭日に町の広場で芸を売るボエミアンの群が非常に多い。或日の行きずりに見たこれは多分セルビアあたりのボエミアンだつたのであらう、中欧風の服装のとても綺麗な色どりが僕の網膜を捉へて、家へ帰つてから記憶を辿りながら描いたのが此の絵である。ネオ・クラスィズムに変つた頃のドウシャンの絵に大分影響されてゐるやうだ」(青児の自筆『東郷青児画集』第一書房、1931年)。「ルーロット」とは、住むことのできる馬車のこと。男性の背後には風船が、足元には投げ銭入れが見える。帰国後の二科展に「手風琴とマンドリン」という題で出品された。

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