2818-30-1 奥の細道画冊 第二十九段 鼠ヶ関

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奥の細道画冊 第二十九段 鼠ヶ関

収蔵番号02818-29
大分類絵画、書
寸法縦39.5cm×横30.2cm
材質・形状木版画
製造年月日1932年7月10日
公開解説 昭和7年(1932)に春陽堂より出版された洋画家・日本画家である小杉放菴(1881~1964)の画集「奥の細道画冊」のうち、「第二十九段 鼠ヶ関」です。
 画は鼠ヶ関を過ぎた浜辺で蟹を取る女性が描かれています。「奥の細道画冊」に付された小冊子によれば、放菴は鼠ヶ関跡を訪れた際に浜辺で蟹を取る女性を見かけ、言葉を交わしています。恐らく、その記憶を踏まえて鼠ヶ関の情景を描いたと思われます。
 なお、画の上には薄紙が重ね貼られていますが、『おくのほそ道』は記されていません。

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