2818-29-1 奥の細道画冊 第二十八段 象潟

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奥の細道画冊 第二十八段 象潟

収蔵番号02818-28
大分類絵画、書
寸法縦39.5cm×横30.2cm
材質・形状木版画
製造年月日1932年7月10日
公開解説 昭和7年(1932)に春陽堂より出版された洋画家・日本画家である小杉放菴(1881~1964)の画集「奥の細道画冊」のうち、「第二十八段 象潟」です。
 画は小島が浮かぶ象潟の風景が描かれています。『おくのほそ道』に「象潟はうらむがごとし。寂しさに悲しみをくはえて、地勢魂をなやますに似たり」と記された象潟の風景は、文化元年(1804)の地震によって土地が隆起し、田んぼの中に小山が点在する眺望に変わりました。
 なお、画の上には薄紙が重ね貼られ、『おくのほそ道』の該当箇所が記されています。

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