2818-16-1 奥の細道画冊 第十五段 奥浄瑠璃

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奥の細道画冊 第十五段 奥浄瑠璃

収蔵番号02818-15
大分類絵画、書
寸法縦39.5cm×横30.2cm
材質・形状木版画
製造年月日1932年7月10日
公開解説 昭和7年(1932)に春陽堂より出版された洋画家・日本画家である小杉放菴(1881~1964)の画集「奥の細道画冊」のうち、「奥浄瑠璃」です。
 画は盲目の琵琶法師が描かれています。
 塩竈の浦に辿り着いた松尾芭蕉一行が宿で寝ていると、遠くから琵琶法師の奥浄瑠璃が聴こえてきました。芭蕉はその声に耳を傾け、「辺土の遺風忘れざるものから、殊勝に覚らる」と『おくのほそ道』に記しています。
 なお、画の上には薄紙が重ね貼られ、『おくのほそ道』の該当箇所が記されています。

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