静岡電気鉄道沿線案内 金子常光画

静岡市所蔵

静岡電気鉄道沿線案内 金子常光画

年月日昭和2年
西暦1927
内容静岡市所蔵
資料状態複製
公開解説静岡と清水の間を通る静岡電気鉄道と沿線の観光名所を描いたパンフレットのさし絵です。
駅を○、路線を赤線、名所は四角い枠で記しています。右手に清水港、駿河湾(するがわん)、三保松原(みほのまつばら)、左手に静岡市街と安倍川、中央に久能山(くのうざん)があります。静岡電気鉄道の沿線には当時の沿線最大の遊園地、狐ヶ崎遊園(きつねがさきゆうえん)がありました。

駿府城址、静岡市役所、静岡県庁の間は、静岡電気鉄道の路面電車が通っていました。線路は鷹匠駅(たかじょうえき)(現在の新静岡駅)から東海道線静岡駅につながっていました。また、線路は清水港まで伸びていました。江尻新道駅は現在の静岡鉄道新清水駅、江尻駅は現在の東海道線清水駅です。久能山、三保には当時、建設が計画されていた久能線、三保線の計画路線が、赤い点線で描かれています。

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