フェルナン・コルモン

ArtistCORMON, Fernand
Birth1845
Died1924

略歴

パリに生まれる。1863年パリの美術学校に入学し、歴史画家として知られていたカバネルに師事。またフロマンタンにも学び、オリエンタリスムの影響を受ける。1868年に《マホメットの死》でサロンに初入選。1875年にはインドの詩『ラーマーヤナ』に着想した作品が大賞をとり、ローマ留学が認められるが、コルモンは探検隊とともにチュニジアに行く。その後、コルモンの関心は異文化やオリエンタリスムから、次第に先史時代へと向かう。1880年のサロンに出品した《カイン》では聖書創世記の題材を原始人の姿を通して描きだした。生前は著名な画家として活躍し、公共建築の壁画も手がけ、絵画教師として人気があった。藤島武二ら日本人留学生などもコルモンのアトリエで学んでいる。

この作家の作品一覧[全2件]

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