池大雅

ArtistIKE no Taiga
生年享保8年
Birth1723
没年安永5年
Died1776

略歴

京都西陣に生まれたと推定される。少年期から書画に才能を発揮し「七歳の神童」と賞される。20才代には柳沢淇園の知遇を得て文人画家を志し、高芙蓉、韓天寿ら多くの文人と交友。また富士、加賀白山、越中立山、奥州松島など各地を旅し、全国の素封家、文化人と交わった。中国絵画のほか、室町水墨画や西洋絵画なども学び、のびやかな描写力とみずみずしい色彩感覚により、日本の文人画を大成した画家の一人と目される。宝暦元年(1751)白隠禅師に参禅し、宝暦5年(1755)白隠の高弟円桂祖純や葦津慧隆を訪ねて出雲へ来遊したと考えられている。斐川の豪農勝部家との親密な交流が知られ、出雲地方には多くの大雅の優品が伝来している。
読み方:柳沢淇園=やなぎさわきえん/高芙蓉=こうふよう/韓天寿=かんてんじゅ/円桂祖純=えんけいそじゅん/葦津慧隆=いしんえりゅう

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