葛飾北斎

ArtistKATSUSHIKA Hokusai
生年宝暦10年
Birth1760
没年嘉永2年
Died1849

略歴

江戸の本所割下水(現・墨田区)に生まれたという。勝川春章の門人で、はじめ春朗と号し、後に宗理、辰政、葛飾北斎、戴斗、為一、画狂老人卍など多くの画号を用いた。勝川派以外の浮世絵諸派をはじめ、狩野派・琳派・中国画・西洋画など幅広い絵画表現を旺盛に学び、錦絵・摺物・版本・肉筆画の各分野において、役者絵・美人画・武者絵・花鳥画・名所絵・玩具絵・化物絵など多様な画題の作品を手がけた。また120畳の巨大な達磨絵制作、90回に及ぶ引越しなど、その人物像を伝える逸話が多く残されている。代表作の『北斎漫画』や《冨嶽三十六景》は早くから西欧で注目され、19世紀後半の西欧の芸術家たちに影響を与えた。

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