布志名焼 瀬戸写水指
Title | Water jar after a Seto piece, Fujina ware |
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作家/ Artist | 土屋雲善 TSUCHIYA Unzen |
制作年 | 江戸時代末期 |
Date | Late Edo period |
寸法/ Size(cm) | 口径12.9 高15.0 |
分類 | 工芸 |
Classification | Crafts |
分類2 | 陶磁 |
Classification2 | Ceramics |
作品番号/ Accession Number | CRZ0217000 |
作品解説 | 柔らかな膨らみを持つ下膨形の胴に、絞り気味の口造りをやや端反りにして砂金袋の器形をとる。鉄釉を基調とし、口辺から胴部にかけて縦横無尽にかけられた褐色釉が文様を作り、端正な器胎に動きと景色を与えている。 底部には貝殻による5つの置き目の跡と、大型の「雲善」瓢形印が押され、布志名焼土屋家二代雲善の作であることがわかる。 土屋家は、初代善四郎芳方の頃より松江藩七代藩主松平不昧の御用窯として、茶陶を中心とした御好物を焼成し、この二代善四郎政芳の時に不昧より「雲善」の号と瓢形印を賜り、その号と印を代々受け継いできた。 小振りな水指だが、粘り気の強い布志名の土を活かした器形や大胆な施釉によって、堂々とした姿をたたえた作品である。 |
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公開が可能な小さなサイズの画像がある場合は、「収蔵品データベース」https://jmapps.ne.jp/shimane_art_museum/で、ご覧いただけます。
※「デジタルギャラリー」で紹介している作品以外の作品も展示されます。
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