手
Title | Hand |
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作家/ Artist | 高村光太郎 TAKAMURA Kotaro |
制作年 | 大正7年 |
Date | 1918 |
寸法/ Size(cm) | 39.2×28.7×15.2 |
技法・材質 | ブロンズ |
Medium | Bronze |
分類 | 彫刻 |
Classification | Sculpture |
作品番号/ Accession Number | XSZ0043000 |
作品解説 | 明治を代表する木彫家高村光雲の長男として生まれた光太郎は、長男は必ず家業を継ぐという明治の時代にあって、当然のように彫刻の道に進む。父、光雲が教授を務める東京美術学校彫刻科に入学するが、しだいに伝統的な日本の彫刻界に疑問を抱き始める。そうした中、光太郎はロダンの《考える人》に衝撃を受け、以来西洋美術の摂取、とりわけ作品に生命力まで写しとろうとするロダンの造形精神に傾倒していった。 この作品は仏像の手の形、「施無畏」の印相から着想を得て自分の手を見て制作したといわれている。冷たい金属(ブロンズ)でできているとは思えない、血の通った人間の手の温かみを感じさせる。印相という、手の表情で何かを語らせようとする東洋的発想と、ロダンに始まった西洋の近代彫刻の写実性を融和させた光太郎ならではの作品であろう。 |
展示室/ Gallery | 展示室1(西洋絵画・洋画)/ Gallery1: Western-style Painting |
展示備考 | 第2期 2024年9月25日(水) ~ 2025年1月13日(月・祝) |
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公開が可能な小さなサイズの画像がある場合は、「収蔵品データベース」https://jmapps.ne.jp/shimane_art_museum/で、ご覧いただけます。
※「デジタルギャラリー」で紹介している作品以外の作品も展示されます。
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