カリュアイの柱
Title | Karuai Column |
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作家/ Artist | 江口週 EGUCHI Syu |
制作年 | 昭和63年 |
Date | 1988 |
寸法/ Size(cm) | 331.0×83.0×80.5 |
技法・材質 | 木 |
Medium | Wood |
分類 | 彫刻 |
Classification | Sculpture |
作品番号/ Accession Number | XSZ0041000 |
作品解説 | 「カリュアイ」の語源は古代ギリシア神殿建築などに見られる女人像を刻んだ石柱「カリアティード」にある。この作品はそこから連想され、直径1.2メートルを超える樟の原木を彫ったものである。柱の外側には、水平と垂直を強調した形が寄り集まり、微妙に組み合わされている。作品全体に残る荒々しいノミの跡は、作者特有の素朴な表現に量感を与え、直線的な形態に暖かさをもたらしている。日本古来の民具や舟といった民族の生活感覚に根ざしたフォルムを根底に、長い年月を生きてきた木がその内に宿している生命感を増幅させ、揺るぎない存在感を持つ彫刻となっている。 |
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公開が可能な小さなサイズの画像がある場合は、「収蔵品データベース」https://jmapps.ne.jp/shimane_art_museum/で、ご覧いただけます。
※「デジタルギャラリー」で紹介している作品以外の作品も展示されます。
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