獅子
作品名 よみ | しし |
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Title | Lion |
作家/ Artist | 内藤伸 NAITO Shin |
制作年 | 大正10年 |
Date | 1921 |
寸法/ Size(cm) | 43.7×49.4×25.5 |
技法・材質 | 木、彩色 |
Medium | Painted wood |
分類 | 彫刻 |
Classification | Sculpture |
作品番号/ Accession Number | XSZ0016000 |
作品解説 | 内藤伸は、模倣と形式化によって堕落した古典彫刻の世界に新たな生命を吹き込むため、生涯その研究と制作に身を捧げた。文展からの脱退、院展での改革・脱退、そして帝展、日展を経て芸術院会員に推されるまでの道程は、日本木彫界のリーダーへの歩みであると同時に、決して現状に屈しない希有の情熱と理想主義に貫かれたものである。 古典彫刻再生への試みと、作者のひたむきで情熱的な資質は、「気刀彫り」と呼ばれる技法となって結実する。雪舟や相阿弥の気迫のこもった絵画に影響を受けて編み出したという独特の荒彫り法である。その「気刀彫り」を代表する作である《獅子》は、院展脱退後間もない頃の作品で、第3回帝展(大正10年)、日仏交換展パリ展(大正11年)に出品された。4本の足で力強く体を持ち上げ、あらん限りの力で首をのばし遥か上を見据える孤高の獅子の姿は、作者の木彫界での立場、その志そのものを代弁している。 |
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公開が可能な小さなサイズの画像がある場合は、「収蔵品データベース」https://jmapps.ne.jp/shimane_art_museum/で、ご覧いただけます。
※「デジタルギャラリー」で紹介している作品以外の作品も展示されます。
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