雪柳白鷺図
作品名 よみ | ゆきやなぎしらさぎ |
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Title | Egrets and Willows in Snow |
作家/ Artist | 榊原紫峰 SAKAKIBARA Shiho |
制作年 | 大正12年 |
Date | 1923 |
寸法/ Size(cm) | 66.8×85.7 |
技法・材質 | 絹本着色 |
Medium | Color on silk |
分類 | 絵画 |
Classification | Paintings |
分類2 | 日本画 |
Classification2 | Japanese-style Paintings |
作品番号/ Accession Number | XJZ0155000 |
作品解説 | 榊原柴峰は、京都画壇にあって花鳥画に独自の世界を築いた画家として知られる。制作にあたって、自然の内なる生命感を尊び、自然への崇拝の念を強く抱く柴峰は、精神的な深さを求めて、洋画を意識しつつも中国宋・元の院体花鳥画の細密描写を取り入れていく。この傾向を強く示す作品として、1924(大正13)年第4回国画創作協会展出品の同名作品があるが、その前年の制作になるこの作品でも、冬の静寂感漂う中、雪の降り積もった柳の枝にたたずむ3羽の鷺を、その内面的な生命力を託して表現している。 羽毛の繊細で柔らかな質感を、胡粉(ごふん)の美しさを最大限に活かして表現し、鷺の細かい表情には、生命の尊厳を象徴するかのような深い精神性が込められている。柴峰の高揚期に描かれ、自然との交感を通じて、花鳥画の中に東洋の奥深い精神を表現することに傾注したその作画姿勢をよく示した作品である。 |
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公開が可能な小さなサイズの画像がある場合は、「収蔵品データベース」https://jmapps.ne.jp/shimane_art_museum/で、ご覧いただけます。
※「デジタルギャラリー」で紹介している作品以外の作品も展示されます。
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