示形裸婦
作品名 よみ | しけいらふ |
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Title | Nude |
作家/ Artist | 木村義男 KIMURA Yoshio |
制作年 | 昭和6年 |
Date | 1931 |
寸法/ Size(cm) | 130.0×162.2 |
技法・材質 | 油彩・カンヴァス |
Medium | Oil on canvas |
分類 | 絵画 |
Classification | Paintings |
分類2 | 油彩その他 |
Classification2 | Oil Paintings, etc. |
作品番号/ Accession Number | OJZ0010000 |
備考 | 作者寄贈 |
作品解説 | 松江市本庄町に生まれた木村は、同郷の平塚運一の勧めで上京し、川端画学校で藤島武二に師事、日本美術院展などに出品した。帰京後も帝展、文展などに出品を続け、入選を重ねる一方、島根の美術新興に力を注いだ。女性像、家族、自宅近郊の風景など、常に身近なものに画題を求め、当時新聞などにも華々しく報道された新設のアトリエで制作に励んだ。 この作品も、おそらくアトリエでモデルをもとに描いたものだろう。どっしりとした量感を備えた手足を持った裸婦の表現から、ギリシア・ローマの古典的な美に習おうとする画家の態度が見て取れる。また、思い切りよく影をつけることにより、抑えた色調の中に、肌の白さが前面に出るように描かれている。この女性の堂々とした裸体は、見られる対象、もしくは愛でる対象としての女性像を軽々と飛び越えて、私たちの前に横たわっているようである。1931(昭和6)年の帝展入選作である。 |
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公開が可能な小さなサイズの画像がある場合は、「収蔵品データベース」https://jmapps.ne.jp/shimane_art_museum/で、ご覧いただけます。
※「デジタルギャラリー」で紹介している作品以外の作品も展示されます。
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