三色扁壷
作品名 よみ | さんしょくへんこ |
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Title | Three-color flat jar |
作家/ Artist | 河井寬次郎 KAWAI Kanjiro |
制作年 | 昭和37年 |
Date | 1962 |
寸法/ Size(cm) | 胴径28.0 高30.0 |
分類 | 工芸 |
Classification | Crafts |
分類2 | 陶磁 |
Classification2 | Ceramics |
作品番号/ Accession Number | CRZ0176000 |
作品解説 | 掘ったままの粗土を使用し、薄く白化粧土を施した上に黒・緑・赤の三色の釉薬を掛けるという寬次郎独特の手法である。大筆に釉薬を含ませ、勢いよく打ちつけることから打薬(うちぐすり)技法といい、昭和33年頃から始め同35年には技術が安定する。 この作風のほかに、黒釉、呉須、鉄釉の上に三色を打ちつけるタイプもあり、それぞれ特有な表情を見せる。打薬の発色と配置が出来の良し悪しを左右し、配色バランスの妙が躍動感ある姿を作りだす。 後期の作品群がみせる抽象的あるいは非実用的な形態について、寬次郎は使う側が考えるものだとし使い手にゆだねる。 従来にない斬新な表現には、常に過去と違う新しい自分をみつけ出そうとした寬次郎が生み出した無類の造形美を見ることが出来る |
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公開が可能な小さなサイズの画像がある場合は、「収蔵品データベース」https://jmapps.ne.jp/shimane_art_museum/で、ご覧いただけます。
※「デジタルギャラリー」で紹介している作品以外の作品も展示されます。
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