布志名焼 色絵落雁図茶碗
Title | Teabowl with wild geese design, Fujina ware |
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作家/ Artist | 作者不詳 Artist Unknown |
制作年 | 江戸時代後期 |
Date | Late Edo period |
寸法/ Size(cm) | 口径12.0底径55.3高7.8 |
分類 | 工芸 |
Classification | Crafts |
分類2 | 陶磁 |
Classification2 | Ceramics |
作品番号/ Accession Number | CRZ0112000 |
作品解説 | 布志名焼は楽山焼と共に出雲焼と称され、松江藩の御用窯として茶陶を中心に江戸時代後期より発展した焼物である。大名茶人として名高い七代藩主松平不昧の命によって優れた作品が数々産み出されたが、これもその時代に制作されたと思われる茶碗である。 口縁はやや端反り気味で、胴の部分が少し丸味を帯びており、掌にすっぽりと収まる熊川の器形に形成される。錆絵と色絵を用いて萩と雁が器胎の内、外両面に渡って大らかに描かれた季節感あふれる茶碗である。 作者を示す印は見られないが、数点ある同種の茶碗の中に「雲善」印を押したものがあり、この茶碗も「雲善」印を使用した土屋家二代善四郎政芳の作と考えられる。 政芳は、布志名焼において京焼風の瀟洒な色絵陶器の茶陶を始めた人物で、色彩豊かな作品を遺している。 |
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公開が可能な小さなサイズの画像がある場合は、「収蔵品データベース」https://jmapps.ne.jp/shimane_art_museum/で、ご覧いただけます。
※「デジタルギャラリー」で紹介している作品以外の作品も展示されます。
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