アレクサンドル=ガブリエル・ドゥカン

ArtistDECAMPS, Alexandre-Gabriel
Birth1803
Died1860

略歴

エティエンヌ・ブーオのアトリエ、後にアベル・ド・ピュジョルのもとで学び、画家となる。1828年から29年にかけて小アジア、北アフリカ東部を旅行した彼は、東方世界を主題とする作品をサロンに出品し成功を収めた。以後も東方趣味の作品を描き続け、ドラクロワと並ぶオリエンタリストとしての名声を得た。1855年のパリ万国博覧会においては、アングル、ドラクロワとともに回顧展のための一室が設けられている。歴史画、風景画に優れた作品を残したロマン主義の代表的な画家のひとりである。

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