『〈復讐/奇話〉絵本東嫩錦』
| 作品名 よみ | ふくしゅうきわ えほんあずまふたばにしき |
|---|---|
| Title | Brocade of the Young Greens of the East (Fukushū Kiwa, Ehon Azuma Futaba Nishiki) |
| 作家/ Artist | 葛飾北斎 KATSUSHIKA Hokusai |
| 制作年 | 文化二年(1805) |
| Date | 1805 |
| 寸法/ Size(cm) | 21.6×15.3 cm |
| 技法・材質 | 半紙本 |
| Medium | yomihon, hanshibon, 5vols., illustrated book, woodblock |
| 員数 | 五冊(巻之一~五) |
| 分類 | 版画 |
| Classification | Prints |
| 作品番号/ Accession Number | nagataⅠ/hok/c/324 |
| 備考 | 永田コレクション/[署名]画狂老人北斎画 [印]印[画狂人] [版元]角丸屋甚助(河内屋藤兵衛) 備考:読本、見返を改刻し書肆名削除、序の後に他の絵師の図有り、薄墨表現省略(例:巻之四の富士の表現)、後見返に「河内屋藤兵衛」ほか8書肆が列記、印記「本利」「立澤」「山谷/本平」 |
| 作品解説 | 江戸読本の主要戯作者の一人小枝繁の読本初作で、北斎にとっても読本挿絵に本格参入し始めた時期の作である。そのためか、後の奇抜で迫力ある北斎読本挿絵に比べると、すやり霞を多用した横方向へのやや単調な場面展開や穏当な構図の挿絵が散見される。一方で、恐怖や惨劇の場面を薄墨の重ね摺や不気味な水紋で効果的に盛り上げる辺りに、挿絵画家としての北斎の力量が早くも発揮されている。物語は、文武兼備の主人公橘次が、絶世の美女との駆け落ち、妖魔退治などを経ながら、兄平太の仇である悪漢嘉藤次を捕らえ、駿州今川家に仕官するまでを描いている。 永田コレクションには本書が2件(nagataⅠ/hok/c/323・324)あり、その内の(323)はサミュエル・ビング旧蔵の初摺本である。一方の(324)では、(323)の見返にあった「松茂堂/衆星閣 梓」の書肆名を削り、後見返に「河内屋藤兵衛」ら8書肆を列挙するなど、求版後の後摺本と分かる。初摺の(323)と比べると、巻四の「嘉藤次賊の首領となつて山塞へ趣く」(20丁裏・21丁表)などで薄墨の板木を省略している。 |
※公開が可能な大きなサイズの画像は、「デジタルギャラリー」https://jmapps.ne.jp/shimane_art_museum2/でご覧いただけます。
※「収蔵品データベース」で紹介している作品以外の作品も展示されます。
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*Artworks other than those listed in the “Collection Database” will also be exhibited in our museum.
