(芥川)

作品名 よみ(あくたがわ)
TitleThe Akutagawa episode
作家/ Artist葛飾北斎 KATSUSHIKA Hokusai
制作年文化中期(1809~13)頃
Datec.1809-13
寸法/ Size(cm)22.4×30.5 cm
技法・材質団扇絵判錦絵
Mediumuchiwaeban nishiki-e, color woodblock
員数一枚
分類版画
ClassificationPrints
作品番号/ Accession NumbernagataⅠ/hok/a/171
備考永田コレクション/[署名]かつしか北斎画 [印]- [版元]版元未詳
作品解説『伊勢物語』第六段の「芥川」を題材とした団扇絵。男が心を通じた高貴な女を攫って逃れる途中、女が草の露を見てあれは白玉(真珠)かと問う、名高い場面である。風で右方向へ靡く柳や男の足下の水流が、女の優美な指先と視線の向きと呼応し、意図的に設けた右下の余白へと観る者の視線を導く。この構図上の工夫は実に巧みで、ほぼ同一の図様で門人の北溪が摺物(《和書くらへ 伊勢物語》)を描いたが、この余情ある構図までは踏襲していない。(雨乞小町)(nagataⅠ/hok/c/170)同様に稀覯品で、他にボストン美術館の蔵品が知られている。

PageTop