烏賊用疑似餌(イカ餌木・イカガナ)
| フリガナ | イカヨウギジエ イカエギ イカガナ |
|---|---|
| 員数 | 1 点 |
| 大分類 | 産業 |
| 中分類 | 漁撈 |
| 小分類 | 海の漁具(釣り用) |
| 公開解説 | イカをかけて釣る針で、甑島で使用されていたもの。イカエギ・イカガナなどと呼ばれます。享保年間の頃、夜焚きの残り木にイカがからんでいるのを見た薩摩の漁師がこれにヒントを得て、椿材で魚形を作り黒く焦がして作ったのが始まりといわれています。魚のアジの形を真似て作ってあり、木を削って作ってあるもの、特に黒く焦がしてあるものは古いとされています。最近のものは、イカの目につきやすいように、白や赤の布・ガラス玉・鳥の羽等を付けたものが多く見られます。 |
| 方言名 | イカガナ、エド、イカガタ、イオガタ、エビガタ |