へわ

フリガナヘワ
員数1 点
大分類民俗
中分類
小分類調理調整用具
時代昭和
公開解説釜と蒸籠(セイロウ)などの蒸し器との間に敷くワラ製の輪。蒸し器の大きさに合わせていろいろな大きさのものがあります。作り方は、まず芯にする二重の竹の輪を同心形につなぎ、それにワラ束をそえて輪形を作り、ワラを回して締めます。輪の外側で結び用のワラをひねって止め、残りは輪に加えて次の結びワラでおさえます。使う時には水につけて適当に湿らせます。ヘワを使うことで、釜の口を狭めて蒸気が十分に蒸籠の中に吹き上がり、また湯釜と蒸籠のすきまをふさぎ蒸気のもれを防ぐため、効率よく蒸すことができます。ヘワの輪はやや平たく作るのが良いとされています。

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