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竿秤と陶器製錘

フリガナサオバカリトウキセイオモリ
員数2 点
大分類民俗
中分類民俗知識
小分類秤・計量
時代昭和
公開解説天秤秤(テンビンバカリ)も利用されましたが、日本では古くから棹秤が使われてきました。絹秤・彦根秤という貴金属をはかる小型のものから、米俵などをはかる大型のものまで各種ありました。錘(オモリ)は金属だけでなく石を使ったりもしましたが、この棹秤は戦時中作られたもので、鉄のおもりが作れなかったため、その代用として陶製のおもりが使われています。棹には瓩(キロ)読みと匁(もんめ)読みの両方で計れるようになっています。ヒモが付いている側には鉄製の爪があり、これに計るものをつり下げ、ヒモを持って棹のおもりを左右に動かしてちょうど釣り合ったところの目盛を読みます。小さい棹秤は各家庭にもありましたが、大きなものは共同用として集落で持っていました。(1㎏=266匁、1貫=3.75㎞)
方言名チキイ

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