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鬢盥

フリガナビンダライ
員数1 点
大分類民俗
中分類
小分類結髪・整髪・洗髪
時代昭和
公開解説桶屋のことを鹿児島では「タンコ」といい、桶や樽を作ったり修理したりする職人を、親しみもこめて「タンコドン」と呼びました。特に「阿多タンコ」の名で知られた南薩のタンコドンは有名です。タンコドンは味噌樽・醤油樽・味噌桶・すし桶・水汲み桶・洗濯盥・髪盥・醸造用樽・肥料用樽・など、日常用から生産用まで、大きさも用途も多種多様な桶や樽・盥を手掛けました。プラスチックや金属製品の普及で、今では木製の桶類を使う家庭はほとんど見られなくなりました。髪盥は洗顔や洗髪の際に使うたらいで、鹿児島では大小2つの洗濯盥と髪盥の3点セットを嫁入り道具としていました。種子島や沖縄ではビンダラといいます。
方言名ビンダレ

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