六地蔵(龕部)

フリガナロクジゾウ ガンブ
員数1
大分類歴史
中分類宗教
小分類仏教
時代安土桃山時代
公開解説地蔵菩薩は、釈迦の入滅後、弥勒菩薩がこの世に現れるまでこの世にあって、修行僧の相で法を説き、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天井)のどこにいても救済する仏とされます。その6つの分身として彫刻される六地蔵は、室町時代にはじまり、江戸時代には様々な形のものが作られるようになりました。しかし南九州では、明治初年の廃仏毀釈によって多くの寺院や仏像が破壊されたり、海や川へ投棄されたりしたため、無傷で現存するものは、地中に埋まっていて難を逃れたものなど、わずかにすぎません。

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