茂庭綱元書状

登録番号9
資料群名茂庭綱元書状(奥山与一左衛門宛)
作成者等奥山与一左衛門
(兼清)宛
年月日(慶長7年・1602)9月27日
数量1通
法量縦35.8 横51.5
備考・解説政宗の側近茂庭綱元が、同じく重臣の奥山兼清に宛てて、新規家臣の召し抱えについて政宗への取り成しを要請した書状。相馬の浪人西山新兵衛の子について、政宗に仕えたいと申し出があったが、新兵衛は伊達家家臣に知人もあり、召し抱えても良いだろうと判断されたならば殿様(政宗)へよろしくお取り成し願いたい、と述べている。江戸時代初期の仙台藩における家臣の新規採用の様子が具体的にうかがえる。綱元は天正年間以来の政宗の重臣のひとりで、慶長・元和年間に仙台留守居などの要職を務めた。なお、宛名部分は切りとられ、料紙の天の部分の袖裏に貼りつけられている。市史収集資料。『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』19。

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