堤人形 政岡

登録番号88
資料群名本出保次郎コレクション
年月日江戸時代(18~19世紀)
数量1体
法量高17.6
備考・解説堤人形は現在の青葉区堤町周辺で、江戸時代の中ごろから作られてきた土人形である。土型を使って成型し素焼きの後に彩色をする。赤の色は植物染料の東南アジア等に自生する蘇芳を用いており、透明感のある赤が大きな特徴となっている。文様や目の描き方には独特の筆の勢いが感じられ、歌舞伎などを題材にした人形が数多く作られていた。政岡は伊達騒動を題材にした歌舞伎に登場する若君を守る乳母の役である。『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』176。

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