葵紋竹菱蒔絵雛調度

登録番号81
資料群名H19購入523
年月日江戸時代後期(19世紀)
数量1式
法量碁盤 縦20.4 横19.0 高11.9 
備考・解説黒漆地に竹菱と葵紋を蒔絵で表した雛調度。文化11年(1814)10代藩主伊達斉宗に嫁した紀州徳川家の鍇姫(信子)持参と伝えられる。雛調度とはいえ、金蒔絵や文様を彫り出した金具を用いるなど、各所に御三家ゆかりの品らしい風格が漂う。鍇姫の場合、婚礼調度も竹菱文様で統一されていた。昭和3年(1928)の東北遺物展覧会には婚礼調度と共にこれら雛道具も出品された。伊達家旧蔵。『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』166。

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