伊達政宗和歌詠草「入そめて」

登録番号8
資料群名伊達家寄贈文化財
年月日江戸時代初期(17世紀)
数量1幅
法量縦25.5 横36.7
指定仙台市指定文化財
備考・解説伊達政宗が仙台の末長い繁栄を願って詠んだ和歌。「むつ」と署名していることから、政宗が陸奥守に任じられた慶長13年(1608)以降の歌とみられる。これは政宗が岩出山から仙台に拠点を移し、城や町づくりを始めてから少なくとも7年以上を経ている。「千代」の文字は「千年」という意味とともに、仙台の地名をかつて国分氏の居城であった「千代城」から、仙人が住む高台を意味する「仙台」へと変えたことも示している。『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』18。

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