陸奥安達百目木駅八景図

登録番号74
管理番号121-11
資料群名林信夫コレクション
作成者等歌川広重画
年月日天保14年~弘化3年(1843~46)
数量大判3枚続
備考・解説百目木付近(現在の福島県二本松市)の風景を描き、その中に八景を設定している。画面中央に大きく描かれるのは、渡辺半右衛門の屋敷。半右衛門は天保14年(1843)から幕末まで、百目木村の名主を勤めた。広重の署名に「応需」とあり、画面左下に「渡辺半」とあることから、この作品が広重への注文制作だったことがわかる。八景は以下のとおり。「渡辺せいらん 弥来せきしやう 百ゝ川のほたる 飯山の一ツ松 こくう蔵のばんしゃう 坪石の秋の月 沖田のさうとめ 羽山の暮雪」『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』123。

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