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其面影程能写絵

登録番号73
管理番号4
資料群名H16購入496
作成者等歌川国芳画
年月日弘化4年~嘉永4年(1847~51)
数量大判2枚組3組のうち
備考・解説歌川国芳(1797~1861)は江戸後期に活躍した絵師である。武者絵を得意としたが、自由な発想で形の面白さを追求した作品も近年注目を集めている。本図は、実体の絵とその影を対比させたもの。従来の影絵では、実体は単に影絵をつくるための舞台裏を見せるだけであった。しかし、国芳は実体にも影絵と呼応するような意味を持たせた。1つの形に二重の意味をかぶせる趣向は、国芳ならではであろう。さらに、実像自体の浮世絵としての完成度の高さも、本図の価値を高めている。『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』122。

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