よりかね(沢村田之助) ・高尾(尾上松助)

登録番号72
管理番号浮世絵81-a-0-1
資料群名阿部次郎コレクション
作成者等歌川豊国画
年月日文化10年(1813)
数量大版竪2枚続
備考・解説歌川豊国(1769~1825)は、江戸後期の浮世絵界の最大画派、歌川派を大きく発展させた絵師である。初めに役者絵で有名になり、後に美人画などでも活躍した。歌舞伎では、伊達騒動を素材とする様々な筋があるが、規制により伊達綱宗を足利頼兼に変えている。本図は、文化10年(1813)に中村座でかかった歌舞伎「其面影伊達写絵」の5幕目と考えられる。この時の高尾の吊るし切りの場面は評判だったらしい。『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』121。

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