象図

登録番号60
管理番号81
資料群名新津宗助コレクション
作成者等菅井梅関筆
年月日江戸時代後期(19世紀)
数量1幅
法量縦117.8 横80.4
備考・解説長い鼻と牙に大きな耳、ずんぐり脚に支えられた皺々の巨体が、画面いっぱいに大きく描かれる。よく見ると、瞳には青い色が点じられている。梅関は文化10年(1813)30歳頃に絵画修業のため長崎に向かったが、ちょうどこの年出島に雌象が上陸している。この象は結局のところ幕府から受け取りを拒否され送り返されてしまうのだが、その姿は多くの絵画や版画を通じて一般に流布したのである。梅関が当時の出島に入り、象を実見できたか定かでないが、晩年に描かれた本図には往時の若き日の記憶が反映されていることだろう。『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』112。

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