駱駝図

登録番号516
管理番号絵画160
資料群名伊達家寄贈文化財
作成者等菊田伊徳筆
年月日文政7年(1824)
数量1面
法量縦54.4 横125.6
備考・解説駱駝は、江戸時代の日本では珍しい動物で、見世物として絶大な人気があった。文政4年(1821)、長崎にイラン産の雌雄2頭の駱駝が渡来し、文政6年には大坂、翌7年には江戸で興行され大当たりとなる。当時、駱駝を描いた浮世絵が刷られ、博物学的興味から体長や特徴などを記した写生画も作られている。本図は無背景に2頭の駱駝を描く。描写は非常に丁寧で、「文政七年九月」という年紀があるが、これはちょうど江戸に駱駝が来ていた時期であり、伊徳は実際に駱駝を見て描いたのかもしれない。なお、白山神社(仙台市)の祭礼を描いた遠藤曰人(1758~1836)筆「ぼんぼこ祭図」(当館蔵)には駱駝の見世物小屋が描かれており、仙台まで駱駝の興行が来ていた可能性がある。昭和37年捲りを表装・伊文1-絵-一般-19。『仙台市博物館収蔵資料図録⑤ 仙台藩の絵画 改訂版』110、『仙台市博物館収蔵資料目録13―伊達家寄贈文化財(美術工芸・書跡)―』絵画160。

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