達磨図

登録番号50
資料群名ゴトウコレクション
作成者等吉備幸益筆
年月日江戸時代初期(17世紀)
数量1幅
法量縦32.9 横44.4
備考・解説瑞巌寺の本堂墨絵の間障壁画に寒山拾得図・猪頭和尚図・龍虎図を描いたことが知られる吉備幸益(生没年不詳)の作品。この画家は出自・経歴ともほとんど明らかでないが、『古画備考』には瑞巌寺の座敷にあったという「達磨図」が図入りで紹介され、張果老(中国の仙人)図も存在したと記している。墨絵の道釈人物図を得意としたと推測され、本図も略筆ながら達磨の表情を見事に捉えている。『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』81。

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