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名月図

登録番号491
管理番号S60-147
資料群名伊澤家コレクション
作成者等狩野栄信筆・松平不昧賛
年月日江戸時代後期
数量双幅
法量各縦80.0 横29.1
備考・解説右幅には墨の塗り残しで月が表され、左幅には枝豆とそれをくわえるキリギリスが描かれる。陰暦9月13日の十三夜は「豆名月」といわれ、枝豆を供える月見行事が行われた。また、右幅の和歌には「きりぎりす」が詠まれ、左幅の漢詩にも、きりぎりすを連想させる「機杼声」の語があり(キリギリスは「ぎーちょ」という鳴き声から別称を”はたおり”といい、機織り道具の機杼によりキリギリスを表わす歌が古来詠まれている)、晩秋の風物に基づく作品と分かる。本図の賛は、茶人としても著名な出雲松江藩主・松平治郷(不昧、1751~1818)である。右幅款記に「玄賞斎法印筆」とあることと、治郷の没年から本図の制作は文化13~15年(1816~18)と推定できる。なお、治郷の正室は仙台藩6代藩主・宗村の9女・方子である。『仙台市博物館収蔵資料図録⑤ 仙台藩の絵画 改訂版』85。

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