鍾馗図

登録番号488
管理番号絵画143
資料群名伊達家寄贈文化財
作成者等狩野典信筆
年月日江戸時代中期(17~18世紀)
数量1幅
法量縦161.3 横106.0
備考・解説狩野典信による、虎に乗った鍾馗の図。図様は室町時代の水墨画にまで遡れると言われ、狩野派でも描き継がれた。本図では、剣を執り目を見開く鍾馗が力強い筆致で描かれる一方、虎は目つきの鋭さはあるものの体は全体に丸みを帯びており、そうしたギャップに面白さがある。鍾馗の顔貌は、父・古信の描く鍾馗に近似し、いずれも狩野派に伝わる粉本(絵手本)をもとに制作されたことが推測できる。なお、典信は、単に仙台藩の画事の一端を担っただけでなく、藩の蒔絵師・中西松立斎による作品に下絵を提供することや、藩の古画購入に際して鑑定評価をしていたことが指摘されている。『仙台市博物館収蔵資料図録⑤ 仙台藩の絵画 改訂版』82、『仙台市博物館収蔵資料目録13―伊達家寄贈文化財(美術工芸・書跡)―』絵画143。

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