日置弾正像

登録番号478
管理番号絵画131
資料群名伊達家寄贈文化財
作成者等狩野昌運筆・鳳山元瑞賛
年月日延宝9年(1681)頃
数量1幅
法量縦94.0 横51.5
備考・解説室町時代中期頃に活躍し、日本弓術中興の祖といわれる日置弾正正次の肖像画。本図では、左手に払子を持ち、脇息にもたれながら片膝を立てて座っている。こうした姿は、釈迦の弟子である維摩の像に見られ、本図もそれを意識したのであろうか。作者の狩野昌運(1637~1702)の本姓は岩本、名は李信、別号に鉤深斎がある。狩野安信に入門し、その高弟として活躍した。50代を過ぎてから、筑前福岡藩4代藩主・黒田綱政の招きにより同藩のお抱え絵師となっている。賛者の鳳山元瑞(1647~1720)は、萬福寺(京都府宇治市)の潮音道海の法嗣で、大年寺(仙台市)の4世を務めたほか、仙台藩内外の黄檗宗諸寺院の開基となっている。鳳山の賛によれば、本図は仙台藩の日置吉田流弓術家・矢崎隼人が描かせたものだという。軸裏に、明治元年12月19日、日置流射術指南役屋嵜八太郎より門弟多ヶ谷勇蔵に伝書とともに譲与されたことが記される・伊文1-絵-一般-5。『仙台市博物館収蔵資料図録⑤ 仙台藩の絵画 改訂版』72、『仙台市博物館収蔵資料目録13―伊達家寄贈文化財(美術工芸・書跡)―』絵画131。

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