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富士・吉野・竜田図

登録番号472
管理番号S60-104
資料群名伊澤家コレクション
作成者等狩野常信筆
年月日江戸時代前期
数量3幅対
法量各縦118.4 横40.5
備考・解説狩野常信(1636~1713)は通称を右近、号を養朴・古川叟・寒雲子・青白斎などとした。狩野探幽の弟である尚信の長男として京都に生まれる。慶安3年(1650)、父の跡を継ぎ、木挽町狩野家2代となる。承応・寛文・延宝時各造営の内裏障壁画の制作に参加し、宝永元年(1704)に法眼、同6年には法印に叙せられた。仙台藩との関わりでは、『肯山公治家記録』元禄8年(1695)4月30日条に、「狩野養朴ニ俸給十人分ヲ賜フ」とあり、これ以降、仙台藩は狩野家の中でも木挽町狩野家とのつながりを強くしていくことが分かる。本図は、中央に富士山、向かって右に吉野(奈良県)の桜の景、左に龍田(同前)の紅葉の景が配される。古くから和歌に詠まれる名所・吉野、龍田はこの二つで一対の絵画作品になることは多いが、本作では富士山も名所として組み合わされている。山々や水辺は輪郭線をとらず水気を多く含む墨を面的に用い、全体的に穏やかな雰囲気となっている。『仙台市博物館収蔵資料図録⑤ 仙台藩の絵画 改訂版』66。

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