仙台城下絵図

登録番号42
管理番号195
資料群名片倉家資料
年月日寛政元年(1789)頃
数量1鋪
法量縦221.1 横308.4
指定仙台市指定文化財
備考・解説天明の飢饉後の江戸時代後期の仙台城下を描いた絵図。藩政用の絵図であるため、城下の武家屋敷の所有者名や寺社名などを詳細に記している。居住者のいない屋敷(明屋敷)の所有者名を朱筆で示している。明屋敷は特に城下北部の北七・八・九番丁や東七・八・九番丁や小田原に多く、飢饉や大火により衰退する城下の様子を伝えている。小田原・東照宮東脇・杉山台の3地点から仙台城二の丸に集まる3本の朱線は方位線ともいい、交会法という測量技術を用いた痕跡と推測される。片倉家伝来。『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』54。

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