松に山鳥図襖

登録番号417
資料群名寄贈S37
作成者等東東洋筆
年月日文化6年(1809)
数量4面
法量各縦167.0 横157.0
指定仙台市指定文化財
備考・解説寛永16年(1639)に造営された仙台城二の丸は、文化元年(1804)、雷火により全焼してしまった。その後、文化6年に再建されたが、その際、松の間に描かれた障壁画の一部が本図とされる。石越(宮城県登米市石越)出身の東東洋(1755~1839)は、四条派の絵師として京都で活躍していたが、寛政8年(1796)正月、仙台藩から画工を命じられ、翌月には8代藩主・斉村の前で席画を披露している。火災で焼失した江戸上屋敷の再建に伴い、文化元年に新たに用意された屛風や衝立の多くは東洋筆であったことが史料(「文化三年御屛風本牒付渡帳」当館蔵)から知られ、藩からたいへん重用されたことが分かる。『仙台市博物館収蔵資料図録⑤ 仙台藩の絵画 改訂版』11、『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』106。

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