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鳳凰青鸞図

登録番号412
管理番号絵画118
資料群名伊達家寄贈文化財
年月日江戸時代初期
数量2幅
法量右幅:縦166.9 横174.3 左幅:縦167.3 横155.3
備考・解説本図は金地の画面に桐と鳳凰、および桐の樹上で雛の世話をする鳳凰を描いた作品。その大きさから、もとは襖や壁貼付などの大規模な建築の遺品であったと考えられる。鳳凰の描写、特に顔貌表現や首回りの羽毛の様子は、仙台城大広間上段の間の床貼付だったとされる狩野左京筆「鳳凰図屛風」(松島町蔵)と近似している。また、金地極彩色に大ぶりのモチーフを配するという桃山時代の絵画にみられる特徴からも同時代の作品と目される。左幅には江戸時代中期~後期に活躍した絵師・狩野典信による「永徳法印筆」という紙中極がある。なお、本図は松井松平家(三河松井家)から近代以降、伊達家に伝来した。狩野典信中極「永徳法印筆」・箱書「鳳凰/青鷺 二幅 狩野重信筆」。平成4年改装・伊文1-絵-一般-1。『仙台市博物館収蔵資料図録⑤ 仙台藩の絵画 改訂版』6、『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』82、『仙台市博物館収蔵資料目録13―伊達家寄贈文化財(美術工芸・書跡)―』絵画118。

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