奥州仙台領国絵図

登録番号38
資料群名S57寄贈156
年月日元禄10年(1697)模写
数量1幅
法量縦517 横837
指定宮城県指定文化財
備考・解説正保元年(1644)、江戸幕府は全国の諸大名らに国絵図・郷帳、城絵図の提出を命じた。これは正保2年(1645)に仙台藩が製作し幕府に提出した国絵図を、元禄10年に新たな国絵図作製に伴って模写したもの。畳26枚分の大きさで、1里を6寸とする縮尺約21600分の1となっている。幕府の指示に従って作製され、山や川の名前、郡と村の石高、坂の勾配、川の徒渡し・船渡しの別に至るまで詳細に記されてる。領内の街道は、城下の北目町を起点に一里塚が記された。樹種を描き分けるなど、絵画的に優れた表現もみられる。『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』47。

PageTop