白縮緬地楓葉摺染掛袱紗

登録番号367
管理番号目録13(伊文美術工芸)工芸304
資料群名伊達家寄贈文化財
作成者等徳川吉宗染 利根姫拝領 伊達宗村所持
年月日元文3年(1738)
数量1枚
法量縦47.5 横47.5
備考・解説白縮緬地(しろちりめんじ)に三手に分かれた形状の楓葉を用い、葉の周囲を防染することで葉を表現している。変色しているが葉の部分は紅による染色だったと思われる。裏面には朱色の絹地が二枚使用され、中央で縫い合わせてある。包紙墨書によると、この葉は「唐(カラ)紅葉」と記しており、トウカエデ(唐楓)であろう。文面によると「公方様」つまり8代将軍徳川吉宗が自ら染めた袱紗三枚を「姫君様」すなわち利根姫(吉宗養女・6代藩主伊達宗村夫人)に与え、そのうちの一枚を「御曹司様」つまり夫の宗村に贈ったということがわかる。この袱紗(ふくさ)は宗村に渡ったものである。なお、トウカエデは江戸時代中期に伝来したとされ、将軍徳川吉宗が植えたとされるものが今も浜離宮庭園(東京都中央区)に残っている。包紙1 墨書「紅葉押形/御ふくさ 一/右ハ従/姫君様被進候」。包紙2 墨書「紅葉押形御ふくさ 壱つ/右ハ/公方様御自身御押紅葉被遊候…(以下略)」。『仙台市博物館収蔵資料図録② 服飾 改訂版』91。

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